7日早朝八幡浜市から宇和島市へ移動し、宇和島市役へ。
「宇和島市における重層的支援体制整備事業と孤独・孤立対策プラットフォーム事業について」宇和島市の高齢福祉課 岩村正裕課長らから概要を伺い、意見交換。
地元松本孔市議・畠山博文市議が同席。宇和島市での取組みが素晴らしいとの事を聞き、本日のヒアリングとなりました。
(経緯)
平成30年7月の豪雨災害で人的被害、住家被害など多大な被害賀が発生。
・地域住民による被災者支援、多職種による生活再建支援を実施。
具体的には、ボランティア、NPO 等の中間支援機能を有した宇和島 NPO センターの設立を支援。
また行政、社会福祉協議会、NPO 等と連携し、被災者支援を実施しており、孤立リスクの高い被災者に対して、見守り支援を実施。
令和3年度より重層的支援整備事業を活用。
令和4年度地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業18団体の市区町村9団体の代表として内閣官房有識者会議で宇和島の取組みを報告。
{具体的な活動)
・従前からの取組によって関連団体は幅広く巻き込めているため、地方版連携プラットフォーム(連携 PF)としては、孤独・孤立対策としてアウトリーチ機能の拡充に注力。
・アウトリーチで住民との幅広いタッチポイントを創出しつつ、そこから要支援者情報を収集し、連携 PF 内に共有、必要に応じて支援の提供までつなげる仕組みを構築。
・アウトリーチテーマは、“食”にしぼり、支援体制の構築と実際の食糧提供を実施している。
・日本郵便との連携:デジタル田園都市構想事業を活用し、スマートスピーカーによる見守りおよび遠隔診療の推進
・(株)シニアライフクリエイトの連携:地方創生推進交付金事業を活用し、高血圧対策メニューの開発と見守り配食の推進
先進的な事例で大変参考になりました。豪雨災害5年目の行事がある中、岡原文彰市長も駆けつけていただきました。ありがとうございました。