8日午後、香川県琴平町にある「日本初。職人になるための学校「匠の学舎(まなびや)」を真鍋範子善通寺市議と訪問。
西村修校長、横田修一事務局長から概要を伺い、意見交換。館内も視察させていただきました。
一般社団法人「匠の学舎」アカデミー技心館を2016年開校。白川勝会長が理事長に就任され取り組まれています。(白川理事長は善通寺市で大企建設を経営。30年以上の里親経験がある)
建築職人のプロを育成する日本で初めての職人育成学校。3年間の寮制(通学可)、他に類をみないユニークなカリキュラムと独自の職人育成プログラムにより卒業後は、建築会社の即戦力になると共に、一般社会から望まれる人材の育成を目指しています。1学年10名が学び、社会に巣立っている素晴らしい取り組みです。本年4月入学式は8期生となりました。
元病院を買い取って校舎兼寮に。香川県だけでなく、愛媛、高知、岡山など県外からも生徒が集まる。建築職人育成とSOLかがわ(不登校・ひきこもり支援専門)の2コースがあり、いずれも高校卒業資格が取得できる。メインとなる職人育成コースでは、大工や左官、塗装など県内一円にある22業種の企業が、現場実習に協力。1年生で幅広い業種を体験させ、2年生で研修先を確定。そうして職人としての基本を学んでもらい、研修先の企業などに就職する計画。
2022年度は3学年男女あわせて36人が在籍。半数が寮生活。職人育成コースでは、協力企業などの支援による給付型奨学金制度があり、実質2年次以降の授業料は無料。遠方向けの寮には女性専用エリアも整備されています。
職人育成で若者を支援するユニークで素晴らしい取組みで、大変感銘を受けました。ありがとうございました。