2日午後、第6回公明党「地域共生社会を支える高齢者活躍推進PT」を開催。
全国老人クラブ連合会、柏市役所から高齢者活躍の説明を伺い、意見交換。
最初にPT座長として挨拶。(本日のテーマ)

・「ともに生きる豊かな地域社会の実現をめざして~老人クラブの組織と活動~」
   公益財団法人 全国老人クラブ連合会 正立斉理事

・「柏市での高齢者の就労・社会参加促進の取組」
   柏市役所 健康医療部 健康政策課 大西佑作課長

【老人クラブの組織と活動】
・地域を基盤とする高齢者(概ね60歳以上)の自主組織
・クラブ数は8万5805クラブ。会員数は438万7233人(令和4年現在)
 (老人クラブの活動)
・生活を豊かにする楽しい活動:健康づくり、趣味文化レクレーション、学習活動・リーダー研修)
・地域を豊かにする社会活動:友愛訪問・ボランティア活動・社会奉仕の日、伝承活動・世代交流、作業・生産・美化リサイクル、提言・提案)
 (全国3大運動(健康・友愛・奉仕)の取組)
・①康寿命の延伸をめざして(健康)②地域の高齢者の暮らしを見守る、支える(友愛)③誰もが安心して暮らせる地域づくり(奉仕)

【柏市での高齢者の就労・社会参加促進の取組】人口43万4156人、高齢者人口11万2795人
①かしわ生涯現役窓口(窓口来訪者数 367人:窓口満足度97%)
②事業所向け活動(事業所訪問)(事業所訪問回数 50回、求人票受入れ件数:192)
③就労セミナー・イベントの実施(就労セミナー受講者数283人 満足度90%)
④かしわ生涯現役ネット(ホームページ情報提供)(HP訪問者 3万6085人)
   就業者数 70人(2020年) 45人(2022年)
 (就業者数の更なる増加に向けた事業運営上の課題)
・事業全体の知名度不足
・他の事業(シルバー人材センター・ハローワークなど)や関連機関との連携の具体化・明確化
・日常生活圏域単位の小さな生活ニーズを開拓し、地域の高齢者に担ってもらう取組にも注力
・フレイル予防を目的とする事業とも総合的に実施することが有効
・一般的な雇用対策を恒常的に担う部署がない。実施単位も協議会であり、市の直営、委託事業でない中で効率的に事業を運営するための工夫が必要

貴重なご意見、取組について、大変参考になりました。ありがとうございました。