31日、ジャカルタで開催された「発達障害支援の国際セミナー・ワークショップ」にて、「インドネシア発達障害ネットワーク(IDD net)」が発足となりました。
3月の東京での「発達障害に関する日本・インドネシア円卓会議」の提言に沿って、円卓会議に参加した国会議員・政府高官を含むインドネシアの発達障害関係者が集い、今回の国際セミナー・ワークショップが開催されました。
今後インドネシアでは、自閉症スペクトラム症(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など発達障害に関して、日本の発達障害者議連、JDDネットを含め関係者と連携しつつ、アセアン地域のモデルとして政産学官 挙げて強化されていく事が期待されます。大変画期的な事です。
IDDネット発足に至る道筋を作った「発達障害に関するERIA(東アジア・ASEAN経済研究センター)プロジェクト」のリーダー佐野竜平法政大学 教授のスピーチ。
また日本のJDDネットの日詰正文副理事長(国立のぞみの園)からのスピーチも。日本からJDDネット市川理事長、公明党の高木美智代顧問からもビデオメッセージが届けられました。厚労省の山根さんの日本の発達障害施策(ビデオ)。最後の閉会はERIAの加藤拓馬(厚労省)さん。
LSPRプリタ大学総長らLSPR大学関係者、ファルハン国民議会議員ら、アンキー大統領補佐官、ダンテ国家障害者委員会委員長、自閉症協会、ERIA関係者、ASEAN事務局関係者、日本の国立のぞみの園、厚労省、発達障害者議連など等全ての皆様がつながり、一緒になって今回の発足となりました。
その場面に立ち会わせていただき、心から感謝申し上げます。
本日をスタートに日本とインドネシア、日本とASEAN各国の発達障害支援が進むよう、全力で応援してまいります。