16日午前、鳥取県岩美町の山陰松島観光(株)を前田伸一県議、森田洋子岩美町議と訪問。
川口博樹社長と「海上運送法改正に伴う救命いかだ装備について」要望等伺い、施設や遊覧船の見学をさせていただきました。
山陰松島観光(株)は、鳥取県岩美町浦富海岸と鳥取市の湖山池で観光遊覧船や飲食店、お土産屋、カフェなどを展開されています。
「小型船」冒険クルージングうらどめ号と「グラスボート」浦富海岸海中めぐり等、高さ70メートルの断崖の真下でその迫力を体感。
箱めがねで海中観察も楽しめるそうです。12隻の遊覧船を所有されています。
昨年4月の北海道知床半島沖の観光船の沈没事故を受け、海上運送法の改正が本年4月に成立。改良型救命いかだ等といった安全装置の導入が必要とされました。
100万から150万円の費用がかかる救命いかだの装備が体力の弱い遊覧船事業者にとって負担が大きいとの声を受けていました。
そうした声を受け、小型旅客船への改良型救命いかだ等導入のための補助金が8月23日に発表となり公募が始まりました。
購入費に補助率2/3を乗じた額を補助する内容です。
新型コロナで企業体力の厳しい業界の声を受け止め、観光施策に取り組んでもらいたい等の声も伺いました。
今後の経済対策などの施策等に反映してまいります。ありがとうございました。