インドネシア訪問2日目。「発達障害支援の国際セミナー・ワークショップ」終了後、会場のLSPR大学 プりタ大学総長らの案内で大学内を見学。
発達障害者対象の4年間のコースで、学びと就労へのステップに。現在40人が学んでいます。
大学学舎の1階では、生徒がパンを作っており、焼きたてのアップルパンを美味しくいただきました。
2階はパソコン、デザイン等。3階は絵や工芸品製作などの部屋で創作に取り組まれていました。
インドネシアでは、障害者の義務教育後の就労の制度がないため大人になると行き場がないそうです。アセアン地域の各国も同様です。
日本では就労継続支援A型B型事業や就労移行支援事業など受け皿になる支援があります。
プリタ大学総長は、自閉症の親たちが創るネットワーク・インドネシア自閉症協会の方々の声を受け止め、インドネシアでは初めてこのような仕組みで当事者を受け入れているそうです。これまで120名が受講。4年後には就労や生活自立の道に進まれています。皆さんの笑顔が素敵でした。
何も制度も支援のない中で、取り組まれてる活動に大変心うたれました。今後インドネシアの制度に反映出来るよな支援を続けてまいります。