参議院尾辻議長班 ベトナム訪問2日目。
5日午前、ハノイ市内のベトナムJHLグループ 技能実習送出機関「ホアンロン人材派遣(株)」を視察。
フン会長、社会医療法人愛仁会 山村統括部長から会社概要の説明があり、会社内を見学・視察しました。
「ホアンロンCMS社」は日本の技能実習制度に基づき、ベトナム国内で選抜、教育した技能実習生を日本へ送り出しています。1999年ベトナム共和国の労働傷病社会省より事業許可を取得。台湾、オーストラリア、中東、ロシア、アフリカ等16か国地域に約2万人の熟練労働者、技能実習生を派遣。現在ではベトナムを代表する人材派遣会社の一つです。
2013年より日本事業部を本格稼働させ、日本の優良な監理団体と連携し、日本の国内企業へ勤勉なベトナム人技能実習生約1万5千人以上を送り出しています。
送り出し業種は食品製造、機械金属加工、建設、自動車整備、ビルクリーニング、介護、宿泊など多岐。
特に介護分野の送り出しに当たっては、日本の介護施設(日本の社会医療法人 愛仁会)と連携し、訪日前に質の高い介護実技研修を実施。
教室、介護実習室など見学。実習生はセンターに入寮し、寝泊りしながら、訪日前の日本語教育・介護実習などを学習します。
日本語教室にて実習生候補者(生徒)の皆さんと交流。6か月の教育を受けている皆さん。日本語がうまく勉強熱心です。
介護学習室では、介護施設職員を研修講師として招き、日本式介護の取組みを実践で学ばれていました。
生徒の費用は3600ドル(約50万円)。「何故日本にきたいの?」との質問に「家族の生活を支えるため」との答えが返ってきました。
地方ではまだまだ貧しい家庭が多いそうです。
温かい歓迎を受け、感激です。今後の日越友好に取り組んでまいります。