7日は高松駅から愛媛県へ。八幡浜の実家に妻と共に行きました。また母とみなっとのフェリーターミナルで食事も。
素晴らしい景色での中、母とゆっくりと過ごす事が出来ました。
昭和3年生まれで現在95歳の母。父も亡くなりなり、今故郷での一人暮らしです。なるべく八幡浜の実家に泊まるようにしています。
私の母は4人の男の子を育てました。育ち盛りの頃は食事の支度だけでも大変だったと思います。今では全員が家庭をもち、孫も11人・ひ孫1人に。
故郷八幡浜に帰る度に「お帰り」と声を掛けてくれ、いつも美味しい抹茶を点ててくれます。
私の母は絵を描くことが大好きで私が小さい頃から何十枚と描いてきました。自宅にも母の絵が飾ってあります。水墨画から油絵まで。展覧会(県展等)にも何度も入選したこともあるが、静物画・風景・人物と身近な題材を見事なまでに描きます。
私が学生時代の母の手紙にはいつも綺麗な墨絵で「身体に気をつけて、勉強に頑張ってください。」等、慈愛ある励ましの絵筆でした。
今、母は目が悪くなり絵をもう描く事が出来なませんが、今まで母が描いた作品を1枚1枚写真にとり作品集を亡き父が作成。
母は国会が始まると、NHKの国会中継を見てくれています。母の慈愛に包まれての私の人生であったと感謝の思いで一杯です。
「長生きをして幸せの人生を送ってもらいたい」との祈りを込めて。ありがとうございます。