17日午後、「発達障害の支援を考える議員連盟」総会を開催。議連の事務局長として進行役を担当。(式次第)
・野田聖子会長(自民党衆議院議員)の挨拶の後、「ASEAN諸国の発達障害関係者(カンボジア・ラオス・ミャンマー・インドネシア)との意見交換」
・発達障害に関する研究活動報告(佐野竜平法政大学教授)
・その他
ASEAN域内で総人口の10%の発達障害がいる可能性。住民理解を考慮しつつ、年齢を問わず専門的なサポートを提供する仕組みの充実など、発達障害者支援に資する人材育成の質・量の強化が急務。
発達障害全体の底上げを志向しつつ、適材適所となる人的資源の育成につき、各国事情を踏まえて共創していくニーズあり。
(まとめ)
①主な発達障害間格差:ASDの認知度は上がっているものの、ADSD&LDの政策・実践は今後の課題
⓶専門的な知見を持つ人材育成が特に必要。高齢社会到来よりも目の前の課題に着目しがちで、発達障害者の生涯を見た政策・実践が不可欠。
(海外からの参加者)
・チャン サリン カンボジア自閉症ネットワーク 代表
・ソイ ラクシュミ カンボジア自閉症ネットワーク メンバー
・シバン シャイボンク ラオス自閉症協会 会長
・ナイ ミョー ナインク ミャンマー自閉症協会 会長
・キャンディ・エルナンデス LSPR大学 国際関係部 部長 / ERIAプロジェクトメンバー(インドネシア)
・ヘルシンタ LSPR大学 ASEAN自閉症研究 主任 / ERIAプロジェクトメンバー(インドネシア)
(ERIA)
・加藤 拓馬 東アジア・アセアン経済研究センターERIA 保健介護政策室長
・長谷 明日香 東アジア・アセアン経済研究センターERIA 保健介護政策企画調整官
(JDDネット)
・市川 宏伸 日本発達障害ネットワーク 理事長 / ERIAプロジェクトアドバイザー
・高木 美智代日本発達障害ネットワーク 顧問 / ERIAプロジェクトアドバイザー
(国立のぞみの園)
・日詰 正文 研究部長 / ERIAプロジェクトメンバー
・佐野 竜平 法政大学 教授 / ERIAプロジェクトリーダー / 客員研究員
・室津 大吾 研究員
・加藤 永歳 客員研究員 / ERIAプロジェクトメンバー