第20回日本デフ陸上競技選手権大会が駒沢オリンピック陸上競技場で4日、5日と開催されています。
3日の開会式に出席しましたが、本日(5日)地元斉藤やすひろ都議、武藤正浩区議と視察致しました。
この大会は2025年東京で開催されるデフリンピックのテスト大会と位置づけ、東京都が共催となり聴覚障がい者の大会をどのように見せるか、各方面から注目をされる大会です。
実行委員の竹見昌久(東京都立中央ろう学校 主任教諭)さんの案内で見学。竹見さんは一般社団法人日本デフ陸上競技協会 事務局次長も兼務されています。
音ではなく光でスタートの合図をする装置「スタートランプ(光刺激スタート発信装置)」の体験を斉藤都議と体感しました。
竹見さんからは、3月「耳が聞こえなくても同じスタートラインに」光で合図する陸上競技の装置(スタートランプ)をデフリンピック東京大会に向け、普及を進めてもらいたい等の要望を伺いました。
「ろう者に光 より速く』光で合図する陸上競技の装置をデフリンピック東京大会に向け、普及を!」東京都立中央ろう学校 竹見主任教諭と懇談(東京都)
3日午後、東京都立中央ろう学校 竹見昌久主任教諭が国会事務所に来訪。下野参議院議員からの紹介です。 「耳が聞こえなくても同じスタートラインに」光で合図する陸上競…
こうした声を現在編成されている補正予算「障害者スポーツ実施環境の構築支援・拠点整備事業」に盛りむ事が出来た事も報告させていただきました。
電話リレーサービスで交流のある(株)プラスヴォイス の三浦宏之社長とも再会。
競技の情報保障協力をされています。UDトークを活用し、アナウンスを大画面の手話や文字情報に変換されています。そのやりとりも見学致しました。
デフ本番では日本語だけでなく、英語等にも変換し、世界中の方々が目でわかる情報保障に取り組みます。
表彰状を手渡されていた一般社団法人日本デフ陸上競技協会 佐藤将光会長は会長とも懇談。郷里の愛媛県宇和町出身で松山ろう学校の先生でもあります。
アトラクションは練馬区大根連の阿波踊り。ろう者の方々が演じられており、世界から日本の来られた方々は特に大変喜ばれていました。
2025年デフリンピックを目指し、課題や要望等も伺いました。国・都の連携で要望実現に向けて取り組んでまいります。