7日、新春恒例の「あいサポートとっとりフォーラム24」が鳥取県米子市で開催。2日目も終日出席。
公明党から昨日に引き続き、前田伸一県議、矢田貝香織米子市議、平野真理子鳥取市議、安木達哉元米子市議が参加。

公益社団法人日本てんかん協会鳥取県支部主催(鳥取県てんかんのある方の支援研修事業)司会:渡部恵子理事長。

講演者1
「新しい視点で見る研究報告とドイツべ-テルのレポート」
  荒井勇人(鳥取大学 医学部脳神経小児科医)
講演者2
「交通事故後遺症てんかんと共に生きる人生への挑戦「家族との生活とともに」
  森下謙(大阪府立高槻北高等学校 実習教員・2児の父親)
座長:前垣義弘(鳥取大学医学部教授)

研究内容:
「荒井先生の研究で、障がい者が医療従事者に与えるポジティブな心理的影響。障がい児・重症心身障がい児との関わりの深さが看護師のレジリエンス(困難に立ち向かう力)、幸福度に影響するか。」

レジリエンスの高さと関連した因子
・重症心身障がい児の存在を知っていること
・重症心身障がい児と関わった年数
・小学校の時の同級生に障がい児がいた経験
幸福度の高さと関連した因子
・インクルーシブ教育への賛成度(多様性の受容)

研究の結論:「なるべく早い時期から障がい児と関わり、多様性への理解を深めることが、人を強く・幸福にする可能性がある」
大変興味深い研究内容です。私も実感します。

終了後、登壇者らと懇談。荒井先生、森下氏、渡部恵子さん、吉岡先生(鳥取大元教授)、北川さん(厚労省)と記念の写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。