「社会的養護のきめ細やかな支援を」社会福祉法人みその児童福祉会　児童養護施設　岡山聖園子供の家を訪問（岡山県岡山市）

21日午後、岡山市内の社会福祉法人みその児童福祉会本部・児童養護施設　岡山聖園子供の家を増川英一県議・荒島俊造県議と共に訪問。

社会福祉法人みその児童福祉会の江草理事長と昨年10月お会いし、その後高知県の施設等訪問しています。
（2023年10月6日）

社会福祉法人　みその児童福祉会は、昨年で15周年。前身の社会福祉法人・聖心の布教姉妹会の時代を含め100年以上、福祉の道を歩み続けておられます。
法人本部のある岡山市をはじめ名古屋市、高知市、広島県呉市、鳥取県米子市、島根県出雲市、津和野町、2022年春に広島県廿日市市にあるカトリック系の社会福祉法人を引き継ぎ、合わせて8地区で乳児院、保育所、幼保連携型認定こども園、児童養護施設、児童家庭支援センター、母子生活支援施設、障害児支援相談事業所、高齢者施設を展開しています。

（2023年10月１４日高知県支部訪問）

本日は、江草明彦理事長、瀧井一詞専務理事、竹田人士事務局長、児童養護施設　岡山聖園子供の家(定員46名）の則武直美園長（岡山支部長）から概要、課題・要望を伺いました。

2009年～2023年の定員数と現員数の変化（岡山県児童養護施設協議会）
・2009年　定員数785　現員数　675　　
・2023年　定員数456　現員数　325　

【課題・要望】
１．「社会的養育推進計画の見直し」
・地域の実情に応じた目標にすべき
・社会的養護を必要とする子どもの行き場を失わないように
２．様々な問題を抱えた児童への対応など児童養護施設、乳児院における施設養育を行うことが適当と考えられるケースもある事から施設養育の再評価を。

３．．社会的養護につながらない子ども達の支援
　・アウトリーチ型の地域支援　　
　・行政頼みでない、民間の力の強化

意見交換後、児童養護施設内の小規模ホームを見学しました。

今後、国・県・市の連携で施策を前に進めてまいります。