「第８回全国手をつなぐ育成会連合会　全国大会　愛媛大会」2日目①全大会　式典（愛媛県松山市）

28日、愛媛県松山市で開催された「第８回全国手をつなぐ育成会連合会　全国大会　愛媛大会」に出席。
全国から1200名を超える方々が集われました。全国大会は2012年高知大会から毎年参加しています。
公明党から2人の県議（笹岡博之県代表・木村誉幹事長）4人の市議（松山市：泉さなえ・家高さなえ、西条市：城戸力・高橋淑子）が出席。

2日目の午前は全体会。手をつなぐ育成会の母斉唱。黙とう。開会宣言（秋友英稔中国・四国ブロック長）。
佐々木桃子大会長（全国手をつなぐ育成会連合会会長）・岡部國男実行委員長（愛媛県手をつなぐ育成会会長）挨拶。

感謝状・表彰状の贈呈がありました。長年育成会活動に尽力されている方々が表彰されました。

来賓として挨拶を致しました。育成会の皆様への感謝と共に、障がい福祉に取組む決意をお話しました。（下記挨拶骨子）

『皆さん。おはようございます。公明党参議院議員の山本博司です。本日は、第8回　全国手をつなぐ育成会連合会全国大会　愛媛大会の開催、誠におめでとうございます。

私の故郷・四国　愛媛県にお越しいただき、大変にありがとうございました。まず冒頭 能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された全ての皆様にお見舞い申し上げます。

先ほど表彰を受けられた皆様おめでとうございました。佐々木会長、久保顧問はじめ皆様の長年にわたるご尽力に心から敬意と感謝を表します。また本大会の準備をいただいた岡部実行委員長はじめ役員の皆様本当にご苦労様です。私も手をつなぐ育成会の会員で、毎年の全国大会にも参加させていただいおります。昨日も分科会・交流会にも参加しました。

長女が重度の知的障害。自閉症であります。2歳の時障害がわかり、夫婦で壮絶な介護を続けていた時。不安で、大変な状況の中、相談にのっていただいたのが「手をつなぐ育成会」の方々でした。

どのお母様たちも明るく前向きで、大変な障害を持ちながらも頑張られている皆様に触れ、勇気をいただきました。「育成会」の皆様に心より感謝申し上げます。大変にありがとうございました。

議員となりました理由は、障害者や支援されてきた皆様との交流を通じて、制度の狭間でご苦労されている方々を見て、少しでも貢献できないかとの思いからでした。

３期16年間。障害福祉にずっとかかわってまいりました。2020年、21年は厚生労働副大臣も務めさせていただきました。皆様からのお声をお聞きし、障害者自立支援法の改正から基本法、差別解消法、総合支援法、医療的ケア児支援法など27本の法律策定にかかわりました。この間、国・地方合わせての障害福祉予算は6倍の4兆円を超え、大幅に拡大されました。

特に今は医療・介護・障がい福祉のトリプルの報酬改定の次期。公明党としても障害者団体とのヒアリングを重ね、要望を伺い、総理や各大臣に提言。

手をつなぐ育成会　佐々木会長と共に財務大臣にも要望活動を衛藤先生とご一緒で行いました。報酬改定率1.12％（約160億円）のUPに繋げる事が出来ました。（9年前0％。6年前0.47％。3年前0.56％）またNHKでも特集され、小島副会長が出演された強度行動障害への支援等も今回明記され、報酬がUPされる予定です。

育成会の皆様の声で2018年成立した、障害者文化芸術推進法。法整備によって大きく予算・支援が拡充され、東京オリンピック・パラリンピックを経て、さらに２０２５年大阪万博に向けてさらに進めてまいります。

また今回の地震で、知的障害者の方々への支援も大事です。2日前の公明党災害対策本部にて、育成会からいただいた要望。２次避難・広域避難への対応や仮設住宅など知的障害者に寄り沿う支援を政府に求めました。

今後とも、皆様が生涯にわたって、安心して暮らしていける地域共生社会を目指し、これからも全力で応援してまいります。

最後に、被災地の一日も早い、復旧・復興と、全国大会のご盛会と皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、お祝いの挨拶とさせて頂きます。本日は、大変におめでとございました。』

ありがとうございました。