25日香川県観音寺市の観音寺港から船で伊吹島へ。石山秀和・白川雅仁両市議が同行。
伊吹島は2012年12月以来の訪問になります。観音寺港と伊吹島真浦港を往復する定期船で25分。料金は片道大人600円。
伊吹島(いぶきじま)は、観音寺港沖約10km、燧灘のほぼ中央に浮かぶ周囲6.2km、面積1.05平方kmの香川県最西端の小さな島。人口約400人。
讃岐うどんの出汁に欠かせない煮干しいりこ。そのいりこの中でも最高とされる「伊吹いりこ」は地域団体商標に登録された地域ブランドとなっています。
伊吹漁業協同組合の松本伊三郎代表理事組合長、三好光一参事ら組合役員の皆様と懇談。
「イリコ(煮干し)の原料となるカタクチイワシの最盛期は6月~9月で、その間、島は特に活気にあふれています。
カタクチイワシを捕るバッチ網漁は、網を引く本船2隻と運搬船、探知船の4隻で行われます。網の全長は約300メートルで、かなり大型のものを使います。
島を取り巻くように現在15軒の網元の下、夫々加工場があり、捕れたイワシは高速の運搬船で加工場へと送られ、すぐに加工されます。このように漁獲から加工まで一貫して生産することが、上質のいりことなる決め手です。伊吹島では、イリコを“伊吹いりこ”ブランドとして全国に出荷し、大変好評を得ています。」
昨年末島の商店が無くなり、買い物支援で移動販売車が週一度となった事。老朽化された施設が多く、避難所が使用できない等島の課題、要望を伺いました。
「観音寺港のホイストクレーンの設置、、海底ゴミの対応、買い物支援への補助、老朽化された避難所対策、瀬戸内国際芸術祭等の観光客用トイレの設置、カタクチイワシの最盛期に働きに来るアルバイターの対応(交流宿泊センターの設置等検討)など等」多くの声を伺いました。
約1時間30分の時間があっという間に過ぎました。国・県・市の連携で伺った声が実現出来るよう進めてまいります。
帰りの船に乗る時には雨が止んでいました。ありがとうございました。