3日午前、鳥取県米子市内の社会福祉法人みその児童福祉会児童養護施設 米子聖母天使園を前原茂県議、3人の米子市議(矢田貝香織、今城雅子、津田幸一)、田口俊介境港市議と共に訪問。
社会福祉法人みその児童福祉会の江草理事長と昨年10月お会いし、その後高知県、岡山県の施設等訪問しています。
社会福祉法人 みその児童福祉会は、昨年で15周年。前身の社会福祉法人・聖心の布教姉妹会の時代を含め100年以上、福祉の道を歩み続けておられます。
法人本部のある岡山市をはじめ名古屋市、高知市、広島県呉市、鳥取県米子市、島根県出雲市、津和野町、2022年春に広島県廿日市市にあるカトリック系の社会福祉法人を引き継ぎ、合わせて8地区で乳児院、保育所、幼保連携型認定こども園、児童養護施設、児童家庭支援センター、母子生活支援施設、障害児支援相談事業所、高齢者施設を展開しています。
本日は、米子支部長 米子聖母天使園 徳岡洋子園長、乳児院 米子聖園ベビーホーム 田口郁子園長、児童家庭センター 米子みその 大谷志帆センター長らから施設の概要、課題・要望を伺いました。
「みそのアート展」が米子聖園天使園地域交流センターで〈アート展〉を開催。期間終了後、会議室で展示されており徳岡園長の案内で見学しました。
「たいせつなもの」というテーマで幼児から高齢の方(97歳まで)の絵画やちぎり絵などが展示されており、こころ和む作品で素晴らしいです。
【施設関連】
・児童養護施設 米子聖母天使園(定員42名)
・乳児院 米子聖園ベビーホーム(定員20名)
・母子生活支援施設 米子聖園コスモス(定員15世帯)
・保育所 米子聖園マリア園(定員140名)
・児童家庭支援センター米子みその (相談スタッフ5名)
【児童養護施設 米子聖母天使園 課題・要望】
1.物価高騰の高騰により将来の経営に不安。年度途中の人材確保大変。
2.ケアニーズの高い児童や対応の難しい児童の増加等に対して、職員の加算や人材育成の必要性。
3.多機能化の取組みとして「社会的養護自立新事業」の開始、「里親支援センターの開設」等県と協議中。
【乳児院 米子聖母ベビーホームの課題・要望】
・乳児院の課題は①地域の要保護児童や社会的養護の児童の現状を知る事⓶それに対応していくこと③それが出来る職員を送生する事
全国144カ所ある乳児院はこの課題のため、さらに専門性を高める高機能化、地域のニーズに応える多機能化を目指しています。
①最後のセーフティネットとしての入所機能を維持しつつ地域支援、里親支援機能を充実させてくためには、これらの地域支援事業に対する収入が保障される必要がある。
現状、専属の職員の配置が難しい状況について、十分な職員体制が出来る支援をお願いしたい。
【児童家庭支援センター米子みそのの課題・要望】
1.「無料で親子来所等、家庭に見合った様々な支援メニューが提供できる「児童家庭支援センターの設置の増加
・児童家庭センター補助金交付の在り方の検討
また米子聖母天使園、乳児院 米子聖園ベビーホーム 、児童家庭センター 米子みそのを夫々見学。
大変参考になりました。ありがとうございました。