18日午後、ハンセン病対策議員懇談会(森山ひろし会長)及びハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会(金子恭之会長)合同会議が開催。

両会長からの開会挨拶の後、関係団体からのヒアリング。
・全国ハンセン病療養所入所者協議会 屋猛司会長
・ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会 竪山勲事務局長、黄光男副団長
・ハンセン病国賠訴訟弁護団 共同代表 徳田靖之弁護士
 上記団体からの要請書についても説明がありました。

厚労省から2019年11月22日議員立法で成立した「ハンセン病元患者・家族に対する補償金の支給に関する法律」の現状を紹介。
家族には最大180万円の保証金が支払われる事になった法律。請求期限が本年11月21日と迫った今も補償金を受け取った家族は国の想定の3分の1(8105件:3月13日現在)にとどっまっています。

要請書では、
1.国立ハンセン病療養所の入所者(現在13カ所735名:平均年齢88歳)が最後まで安心して暮らしていける療育環境の確保(医療・介護など)。

2.「ハンセン病元患者・家族に対する補償金の支給に関する法律」の延長の法改正

公明党ハンセン病家族救済本部 本部長として発言。上記要請を実現するために、今国会での延長の法改正等、超党派で取り組む決意を話させていただきました。
香川県から大島青松園の森和男会長も出席されていました。