本日(7日)参議院総務員会で参考人への質疑に立ちました。
議題:「プロバイダ責任制限法改正案に関する参考人質疑」
内容:インターネット上の誹謗中傷対策について
(参考人)
・大谷和子氏(株)日本総合研究所執行役員 法務部長
・清水陽平氏 弁護士
1.前回の法改正の評価(大谷・清水参考人)
2021年の法改正により、インターネット上の誹謗中傷に対応する為の侮辱罪の厳罰化と共に発信者特定に必要な手続きの簡素化制度化された。これらの対策を講じた事をどう評価されるのか?
2.今回の法改正の実効性(大谷・清水参考人)
今回の法改正でグーグルやメタといったSNSを運用する大規模プラットフォーム事業者に対して、規制を強化して誹謗中傷等削除するための迅速化と運用状況の透明化を求める内容になっている。
こうした今回の対策が、実効性があるのかどうか2人の参考人の認識を伺う。
3.偽・誤情報対策について(大谷参考人)
能登半島地震においてもSNSでの偽情報、誤情報の拡散が問題になっている。今総務省ではインターネット上の偽情報対策を議論する有識者会議を開催されている。
そこでは、大規模プラットフォーム事業者からの偽情報への対応状況や人工知能(AI)を使った対策など検討されている。こうした偽・誤(にせご)情報対策について 大谷参考人の認識を伺う。
法案の総務委員会での質疑は5月9日午後(14時~14時15分)になります。大変貴重なご意見を伺い、法案審議の参考になりました。お二人の参考人の皆様、ありがとうございました。