25日夕方、全国空き家アドバイザー協議会 愛媛県松前町支部設立にて下記表彰式も行われました。
第1回空き家甲子園で愛媛県立伊予高等学校の作品が遊休施設部門 最優秀賞を受賞しました。
井上理事長から表彰状が2人の伊予高校の生徒と松前町職員に手渡されました。伊予高校・松前町の皆様、おめでとうございます。

【 空き家甲子園】
※空き家甲子園とは、全国各地での空き家利活用(出口)を波及することで空き家の発生抑制、利活用に繋げる取り組みとして本年度より開始された大会です。

【遊休施設部門】(最優秀賞)

作品名:伊予高校生徒による空き家×アートイベント「The ocean art house」
応募者:愛媛県伊予郡松前町 / 愛媛県立伊予高等学校
築年数:62年 / 空き家年数:9年 / 構造:木造2階建
応募者:愛媛県伊予郡松前町 / 愛媛県立伊予高等学校

<事業実施の背景>
松前町内の木造住宅密集地域の基盤整備を目的として、土地・建物(空き家)を寄付により自治体が取得をした。
その後、建物(空き家)は解体予定であるが、構造が比較的健全であることから解体工事が後回しとなり、その間、時限的な利活用が可能か検討をしていた。
同時に地元の県立伊予高校から空き家対策等の探究活動を行いたいと依頼があり、高校生と自治体によって空き家の活用方法を検討し始めた。(松前町)

<事業目的>
①松前町唯一の高校である伊予高校の生徒が様々な探究テーマを設定し、自主的・主体的に「探Q」活動・講座に取り組むこと。
②松前町にある素材(石)から日本画で使われる岩絵具や、西洋発祥の油絵具を作り、その違いを通し松前町の新しい魅力の表現を行うこと。
③空き家の利活用方法を模索し、アートイベントを通して地域住民と交流し、新しい松前町の観光地づくりの種まきを行うこと。

設立総会後は、井上幸一理事長の講演「松前町の空き家課題解決」のテーマで講演がありました。ありがとうございました。