第213通常国会は21日、会期末(23日)を前に事実上閉幕した。公明党は衆参両院議員総会を開催。山口代表は通常国会を振り返り、「自民党派閥の政治資金問題の再発防止策を確立することが最重要課題だった」と述べ、公明党が改正政治資金規正法の成立をリードし、国民の信頼回復に向けた改革が前進した成果を力説。

具体的には「公民権停止に結びつく、いわゆる『連座制』の強化という再発防止策の最大の眼目を作り上げた事」「チェック機能がある第3者機関の設置や政治資金パーティ券購入者の公開基準『5万円超』について、首相の決断を促して結論を導く事ができた事など」。

能登半島地震からの復旧・復興に向けては「党のネットワークを最大限に生かして現地に何度も足を運び、具体的な政策を提言し、被災地の必要なニーズを結びつけてきた」と報告。自治体による柔軟な運用が可能な「復興基金」を活かし、復旧・復興への歩みをさらに進めたいと訴えた。

子育て支援では、公明党の「子育て応援トータルプラン」が政府の「こども未来戦略」に反映され、これを実行するための改正こども・子育て支援法などが成立したことを強調。「子育てに関する法体系を大きく前進させた」と述べた。

石井幹事長は「公明党が掲げた『政治改革ビジョン』の項目は、改正政治資金規正法の中に全て反映された」と強調した。政治資金に関する独立性を確保した第3者機関の制度設計などの検討課題について「党実施推進PTで議論し、真に実効性の高い法律に仕上げていく」と述べた。
佐藤国対委員長からは、今回、政府が提出した62法案のうち61本が成立した事の報告がありました。

私も国会前半は令和6年度予算成立へ、総務委員会理事として取組み、国会後半は政治改革の特別委員会メンバーとして参考人質疑、賛成討論等担当。
また決算委員会での医療的ケア児者支援の質問。最終日の本日の本会議で政策評価の質問での登壇等全力で取り組んできました。

国会閉会後も「大衆とともに」との立党精神を原点に、現場を廻り、皆様の声を伺い、施策を一つでも前に進めるために全力で働いてまいります。