公明党古民家再生議員懇話会(会長:赤羽一嘉代表)が13日夕方、参議院議員会館で開催。議員懇話会幹事長として進行役。
全国古民家再生協会の中村綱喜理事長、河野公宏事務局長はじめ全国の各地の代表が参加。公明党の衆参国会議員が出席。
中村理事長、河野事務局長から全国古民家再生協会より「古民家の再生・利活用の推進の政策要望(福井県の先進事例)」。国土交通省住宅局から古民家再生・耐震改修等に向けた支援の説明があり、意見交換。
(福井県の事例)
昭和56年以前の住宅の耐震化促進のための耐震診断等や耐震改修を行う際の費用を県で補助制度を設けてある。(国が半分補助する制度活用)
伝統診断では、最大43万6千円補助。補強計画では伝統構法では最大18万円補助。耐震改修では古民家耐震改修最大237.5万円補助。
(下記要望内容)
能登半島地震では、解体に関する補助は多く出ているが、その再生に関する補助は少なく、特に残す事に費用の掛かる伝統構法の古民家は解体破棄されている状況にある。
地方における観光資源の中心とならなくてはならない古民家が未来に残せない危機だと感じている。
与党公明党として緊急性のある能登半島震災に関連する石川県・新潟県・富山県・福井県をもちろん全国の都道府県・自治体に福井県のように活用できる指示をお願いしたい。
最後に赤羽会長から挨拶があり、閉会となりました。全国からご参加いただき、ありがとうございました。