香教連(香川県教職員連盟)の第54回定期大会が1日午後高松市内にて開催。
香教連は、香川県の教職員1000名で構成された県内最大の教職員団体です。
教職員の待遇や勤務条件の改善の要望だけでなく、香川の教育の向上と発展を目指して研究を続けており、常に子ども中心の教育を考え、研究会も定期的に実施し、授業を大切にしてきました。また、内閣や国会、文部科学省等、国の教育関係機関に対しても、直接要望を行っておられます。
高木俊彦委員長からの挨拶の後、来賓として挨拶致しました。(下記要旨)
「本日は香川県教職員連盟の第54回の定期大会の開催。大変におめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。高木委員長はじめ香教連の皆様には、日頃より教育の現場において、日々子ども達に情熱をもって向き合い、ご尽力いただいている事に心より感謝申し上げます。
また公明党に対しまして、教育に関する様々な提言、政策要望をいただくなど、常日頃より大変お世話になっており、誠にありがとうございます。
本年においても高木委員長らが何度も上京。国会事務所や公明党の部会等でもお会いし、要望を伺っております。その中でも「新しい時代の学びの環境整備」における、教職員定数の改善など要望活動をずっと受けておりました。
令和6年度予算の文科省予算 5兆3384億円が計上されましたが。その中で教職員定数に関しては、平成23年以来の5660人の純増に結びつきました。
また「こどもたちと向き合う本来の仕事に専念できる環境を創るとの」強い要望であった教員業務支援員についても、全小中学校配置の為の2万8100人の81億円の予算に。
新たに創設された副校長・教頭マネジメント支援員(千人)の配置(予算5億円)等も実現しました。全日教連の皆様の長年の地道な活動が実ったものと思います。
また医療的ケア児支援の看護職員などの確保でも4550人予算40億円。医療的ケア児支援法が成立。約2万人。お母さんの付添なく。7年前330人。13倍に。
しかしまだまだ道半ばだと思います。小学校に引き続き、中学・高校の35人学級や特別支援学校等の障害児支援の教員増など要望されている項目につきましても、公明党として応援してまいります。
また国だけでなく、香川県、各自治体の教育現場において、地域格差なく推進する事も大事です。先ほどの教員業務支援や医療的ケア児などの看護職員も市町村が動かなければ、国の予算が用意されていても実施されません。その意味で地域格差をなくすためにも、公明党の地方議員の連携で進めてまいります。
最後になりますが、定期大会のご盛会とご参加された皆様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、お祝いの挨拶とさせていただきます。」
会合前に渡辺全日教連委員長や香川県小学校校長会 森山敬三会長、代々の香教連の委員長らと懇談させていただきました。ありがとうございました。