22日午前、松山市内の 独立行政法人 国立病院機構 四国がんセンターを訪問。
原田大二郎予定候補(参院選比例区)と地元の笹岡博之県代表(県議)・太田幸伸松山市議が同行。
原田さんは6月まで呼吸器内科医長として勤務されていました。

山下素弘院長、羽藤慎二院長補佐(家族総合支援センター部長)、上月稔幸臨床研究センター長、大西玉美看護部長、福島美幸家族総合支援室長など「がん・りんぱ浮腫就労支援など」で懇談。

四国がんセンターは、診療・研究・教育・情報発信を4本柱とするがん専門病院です。

がんの早期発見から終末期までのがん診療全般に携わり、PET-CTを始めとした最先端の診断機器と高精度放射線治療装置、ダ・ヴィンチロボット手術装置など最新鋭の治療機器の導入、外来化学療法を安全に施行するための通院治療室とこれを支援する院内宿泊施設「向日葵」、緩和医療の中心となる緩和ケア病棟を設け、緩和ケアセンター、がん相談支援センターを備えるなど、文字通り愛媛県がん診療連携拠点病院として質の高いがん診療を提供できる体制が整えられています。

公明党が推進したがん対策基本法により、第4期のがん対策推進計画に「がんとの共生」が明記されています。中でもがん患者の就労支援等について四国がんセンターの取組みを伺いました。

【がん相談支援センターの状況】
四国がんセンターがん相談支援センターの状況 平日8時30分~17時15分 相談員4名(医療ソーシャルワーカー)
・相談件数 2023年度  月 電話362件  面談103件
・就労相談件数 月平均 12件  相談内容:働き方と体調、職場での関係性、経済的な困難と社会保障制度

・労働局における長期療養者就職支援事業(ハローワーク松山の就職支援ナビゲーターが出張相談を実施;実績相談50回、相談件数103件 就職者数13名)
・NHO労働者健康安全機構における両立支援事業
愛媛県産業保健総合支援センターの両立支援促進員(社労士)が出張相談実施:予約制  場所:患者・家族総合支援センター暖だん
(実績:2023年度相談回数19回 相談件数3件  相談内容:継続するための職場への相談方法、有給休暇の付与要件など

【課題・要望】
・医療機関の「がんの就労支援」の体制の構築(がん患者・家族に向けた活動)
・企業の理解、啓発  
・行政・企業・医療機関、地域などの連携など等

【りんぱ浮腫外来の取組み】
・看護師不足、リンパ浮腫の診療報酬が低い、県内で外来をやっているのは四国がんセンターのみ、

職場、地域、医療関係者の協力で病気になった人が働くことを支援する事が大切である事を実感しました。
国、県、市町村の連携で政治の側からも全力で支援してまいります。