公明党離島振興対策本部(本部長:山本博司参議院議員)として山形県酒田市を本日(19日)と20日に伺い、飛島などを視察し、離島を抱える課題等伺ってまいります。

同本部の私と、横山信一副本部長(参議院議員)、窪田哲也事務局長(参議院議員)、若松謙維参議院議員、庄子賢一衆議院議員、地元県議(菊池文昭)酒田市議(佐藤猛・遠田敏子)らが参加しました。
また、全国離島振興協議会の方々も同行されました。

羽田空港から山形県の庄内空港へ。初めての酒田市訪問です。

松くい虫の被害状況を酒田市久保賢太郎農林部長の案内で視察。

松食い虫の松枯れ被害とは、マツノマダラカミキリという虫が運び屋となりマツノザイセンチュウという病原虫を運んできます。
病原虫に犯された松の木は、あっという間に赤く枯れ松と化し、その伝染力は強く、その周囲の松もほぼ確実に感染し枯れていきます。

庄内地域(国有林+民有林)の被害状況は令和5年度5万5644㎥(昨年度比242%)。

松林がやられると
1.倒木が発生し、ハウスや施設に被害が発生する
2.飛砂が発生し、農作物に被害が発生する
3.飛砂が発生し、住居に被害が発生する

【要望)
国庫補助の状況は令和5年度被害量の17%に過ぎないが、その52%しか国庫補助がついていない。
松枯れは市内全域にわたっており、資金と人手の制約がある中で、公益性等に応じて、優先順位を決める等して、対処するが、それを実行するにも国の支援が必要。

雨の中、車中からの視察になりましたが、伺った要望実現に向けて取り組んでまいります。