5日朝、大阪府吹田市にて(株)シーアイ・パートナーズ(CIP)が運営する「すたぁりっとワーク千里電商校」を視察。金子訓隆氏(特定非営利活動法人輝HIKARI 代表理事)、本田信親((株)フューチャージュニアス社長)や地元公明党の大竹いずみ大阪府議(吹田市選出)、5人の吹田市議(矢野伸一郎・井上真佐美・小北一美・浜川つよし・野田やすひろ)、齊藤健一さいたま市議らが同行。
家住教志社長・CEO、福島麻里さん(就労支援事業部サブマネージャー)の案内で施設を見学し、意見交換。
「すたぁりっと」の語源 "starlit" は星明りという意味の形容詞(修飾語)です。昔の人々が星を頼りに目的地を目指したように、その星明りとなって、皆様を導く活動を展開されています。
事業を行うきっかけになったのは、家住社長の長女が重度の聴覚障がいで生まれ、次女も聴覚障がい。娘たちが将来進学したい、こんな会社に就職したいと希望したとき、「障がいがあるから無理だよ」という状況には絶対にしないと決め、何より全力で応援してあげたいという親心が活動のきっかけだそうです。
発達年齢に応じたステージ・育成メソッドを用い、彼らの成長機会を作ります。福祉制度を最大限活用し、未就学児から社会に出て活躍できるまで並走できる仕組みを築いています。
今、大阪・兵庫・東京で、児童発達支援・放課後等ディサービス、就労移行支援事業と就労継続支援B型・A型事業など26事業を展開。グループ従業員数218人。
【特定企業型職業訓練校「すたぁりっとワーク千里電商校」】
令和5年2月電話資材大手商社(株)日本電商とコラボした就労支援施設。
企業型連携モデルの就労施設”特定企業型職業訓練校”「すたぁりっとワーク千里電商校」は就労移行支援事業と就労継続支援B型事業の多機能事業。
仕事内容はピッキング作業から開始。それ以外にも荷受け、入荷資材の開梱。整理、棚入や検品、発送作業など。就労移行で5名、就労継続支援B型事業で1名。
施設が企業に入ることで、施設利用者という人手を確保・維持する事が可能。人手を集め、育成するところまでCIPが実施。育った利用者は直接雇用に切り替え、人手・雇用率を得る事も出来ます。
実際の仕事現場を見学。訓練する場所や休憩場所。またピッキング作業など等。健常者と同じように機敏な活動をされておらてます。1年後雇用された社員の方ともお話しを伺いました。
企業とタイアップして取り組むCIPの就労支援モデルは大変先進的な事例で、多くの企業で同様なニーズがあると思われます。
障がい者就労施設にも大きなメリットがあり、今後このモデルがさらに拡大出来るよう支援を進めてまいります。ありがとうございました。