8日午後、高松市内の香川県聴覚障害者福祉センターを大山たかこ高松市議と訪問。
公益社団法人 香川県聴覚障害者福祉協会 近藤龍治理事長、太田裕之常務理事(香川県聴覚障害者福祉センター施設長)と意見交換しました。
香川県の「意思疎通支援事業など現状と課題、要望」をお聞きしました。
【香川県の意思疎通支援事業の現状】
手話通訳者派遣事業 1930件2137件
登録手話通訳者の現状
・2023年度 63名(派遣可能通訳者数55名)新規登録者2名
・年齢別 30代1名、40代10名、50代19名、60代23名、70歳以上10名
・年齢別派遣件数 50歳以上で派遣件数の91%。高齢化
手話通訳者全国統一試験合格状況
・2022年度 受験者数12名 合格者数2名 16.67% (全国平均18%)。
・2年間の手話奉仕員研修、2年半の手話通訳要請研修後、受験可能(約5年間かかる)
{香川県・全国の課題}
・手話通訳者を増やす施策が急務
・予算の拡充(地域生活支援事業の手話要請研修事業)
・香川県では現在高松市1箇所での研修。西讃地域や東地域での場所を増やし、研修体制の拡充など。
その他、社会インフラとしての遠隔手話通訳の整備。公的機関への手話通訳者配置義務制度など要望されました。
現在、手話施策推進法(仮称)の整備の為に議連幹事長としての活動を紹介。
伺った要望について、国・県・市の連携で進めてまいります。ありがとうございました。