2日午前、徳島市の徳島公共職業安定所(ハローワーク徳島)を視察。
公明党から原田大二郎予定候補(参院選比例区)、梶原一哉県議、4人の徳島市議(岸本和代・明石和之・藤田真由美・黒下広宣)が同行。

徳島労働局 竹中郁子局長、職業安定部 森広茂部長、ハローワーク徳島の福田貴仁所長等から「ハローワーク徳島の概要やがん患者等の就職支援『長期療養者就職支援事業』について」伺い、意見交換。

日本人の2人に1人ががんに罹患。年間約98万人が新たながんと診断され、うち約3割が就労世代。仕事を持ちながらがんで、通院している人は約36.5万人(平成28年調査)といわれている。

『長期療養者就職支援事業}はがん、肝炎、糖尿病等の疾病により長期にわたり治療などを受けながら就職を希望する人に対する就職支援を行う事業。
ハローワークでの職業相談やがん診療連携拠点病院などへの出張相談を行います。

ハローワーク徳島では2人の『就職支援ナビゲーター」が県内4病院(徳島赤十字病院・徳島市民病院・徳島大学病院・徳島県立中央病院)と連携しマンツーマンで就職を支援しています。
昨年のこの事業の相談件数は191名。就職できた人は167名。就職率87.4%。

意見交換の中で、企業等社会全体の理解が大事だと痛感。そのためのセミナーや啓発等の取組みが求められます。
職場・地域・医療関係者の協力で、病気になった人が働く事を支援することが大切で、その為の国・県・市の政治の側からの支援をさらに検討してまいります。

意見交換後、窓口等を視察。『求人情報コーナー」では来場者がハローワークインターネットサービスにアクセスして求人を探す事が出来ます。
利用者が来ても分かり易い情報発信をされています。表の看板もハローワークに来てもらう工夫がこらされていました。

『職業の相談コーナー」では就職支援ナビゲーターの職員が長期療養者の相談にのっておられました。視察にご協力いただき、感謝致します。ありがとうございました。