地域生活支援拠点等を中心とした共生社会を目指す全国協議会(ホトトギスの会)設立総会が27日開催。北海道での会場とオンラインで結び、私も東京から参加。
共同代表の全国地域生活支援ネットワーク 水流源彦理事長(社会福祉法人ゆうかり 理事長)、岩上洋一一般社団法人全国地域で暮らそうネットワーク(通称:チイクラネット)代表理事、全国地域生活支援ネットワーク理事(社会福祉法人じりつ理事長)、曽根さん、尾上さん、高原さん、久保さん等から夫々経緯や決意が述べられました。
国会議員も顧問の立場で挨拶しました。(下記内容)
写真はアメニティーフォーラムでのグランドフィナーレ。水流さん・岩上さんが国会事務所に来訪した時。当日のオンライン参加。

【挨拶の内容】
皆さんこんにちは。公明党 参議院議員の山本博司です。一般社団法人 地域生活支援拠点等を中心とした共生社会を目指す全国協議会(ホトトギスの会)の設立総会の開催 おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
東京からオンラインでの参加となります。私も顧問の立場をいただき、感謝致します。ありがとうございました。
ちょうど本年2月のアメニティーフォーラムでのグランドフィナーレにて、ホトトギスの会の設立に向けて、はじめて発表がありました。私も呼びかけ人の一人としてあの場に立たせていただき、熱い高揚感を感じた一人です。
地域生活支援拠点の必要性は 重度知的障害の娘を抱える親の立場からも大変痛感しています。親亡き後を考えて、今どうするのか?障がいの子を持つ親の皆様は常に考えておられます。
国は、障害者の重度化、高齢化 親亡き後を見据えて、緊急時の対応。施設等からの地域移行の推進を担う地域生活支援拠点の整備を2015年(平成27年)からスタートしました。
2016年ごろから広島にて「キラッと光る人生を考える研究大会」)毎年12月4回連続開催。テーマは 地域生活支援拠点の整備を取り上げてのセミナー。水流さんとも登壇。大分や鹿児島の事例等参考にさせていただきました。アメニティーフォーラムにおいても同様に。その頃から取り上げられ、2019年「地域生活支援拠点 拡大会議 国は本気で整備を考えている」夜22時30分から24時。大勢の方々が参加したのを思い出します。
2022年のアメニティーフォーラムでは、地域生活拠点はなぜ必要なのか? 滋賀県 高知、埼玉秩父、大阪の各地でシンポジウムに参加。その際、バリアフリー演劇も同時に開催。「ヘレンケラー・星の王子さま。タッチ等」。素晴らし「共生の広場」に感動しました。
各地の皆様の声を生かす形で、その年2022年12月16日に障害者総合支援法の改正が成立。障害者総合支援法の中に地域生活支援拠点を位置づけ、整備に関する市町村の努力義務にしました。
私は中国・四国地域を中心に地域を廻らせていただいていますが、障がい者の家族会などとの懇談で、公明党の地方議員が常に同席してもらっています。
「この市の地域生活支援拠点整備はどうなっているのか?」 確認しながら自治体・行政に働きかけてきました。
公明党の3千名の地方議員とのネットワークで各自治体・行政に直接働きかけて、地域生活支援拠点整備を進めてまいります。
今回 ホトトギスの会が 全ての運動の中心軸・中核として、全国の当事者や支援者、行政、政治など関係者と共に、横のつながり深めて、国民的な理解と共感を広げられる活動を展開される事を期待したい思います。私も一緒になって全力で働いてまいります。
本日の設立総会の大成功と皆様方のご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。