2日午前、高松市内の香川県産業保健総合支援センター(さんぽセンター)を訪問。
公明党から都築信行県代表(県議)、田井久留美県議、5人の高松市議(大山たかこ・中村伸一・春田啓司・中村秀三・中津ひろのぶ)が同行。
香川県さんぽセンター(所長は香川県医師会の久米川啓会長)一柳昌仁副所長、赤瀬香絵両立支援担当、小西輝佳両立支援員から「香川県さんぽセンターの業務の概要・
がん患者等の両立支援について」伺い、意見交換。久米川所長は冒頭オンラインで挨拶いただきました。
香川県さんぽセンターは、厚生労働省が所管する独立行政法人労働者健康安全機構の組織のひとつで、全国47都道府県に設置されています。
産業保健スタッフ等の活動へのサポートや、小規模事業場の事業者とそこで働く人への産業保健サービスを通じて、すべての人が健康で元気に働けることを目指しています。
事業場で産業保健活動に携わる産業医、産業看護職、衛生管理者をはじめ、事業者、人事労務担当者の方々に産業保健に関する研修や専門的な相談への対応などの支援を行います。
(下記香川県の内容)
【香川県さんぽセンターの活動】
1.事業実績
①産業保健育成事業(研修等)実施回数 令和5年度 88回(内両立支援10回)
②訪問指導(支援)事業件数 令和5年度 46件(内両立支援20件)
③相談実施件数 令和5年度194件(内両立支援60件)
2.地域との連携
香川県における関係者のネットワークを構築し、両立支援の取組の連携を図る事を目的に香川県地域両立支援推進チームを設置。(事務局:香川労働局 健康安全課)
3.広報啓発
・香川労働局、各労働基準監督、関係団体等の説明会等において事業説明を実施
・令和5年3月 約3400社に事業案内を送付
(治療と仕事の両立)
・両立支援コーディネーター 香川県約200名。
{小規模事業場向けサービス:地域産業保健センター(地域窓口)}
さんぽセンターの地域窓口として、労働基準監督署管轄区域毎に設置。
地域産業保健センターは50人未満の産業医のいない小規模事業場の事業者やそこで働く人を対象。
香川県では香川県医師会内に設置されています。
産業保健総合支援センター(さんぽセンター)の役割りの大事さを痛感しました。
「地元企業への周知が大事」と話されていましたが、中小企業が大半の地方では、小規模事業者の理解が必要です。
国・ 県・市の連携で対応を進めてまいります。ありがとうございました。