2日午後、高松市内の香川大学医学部付属病院を視察。
公明党から都築信行県代表(県議)、2人の高松市議(中村秀三・中津ひろのぶ)森本晃司三木町議が同行。
上田夏生学長、門脇則光病院長(副学長)、西山成医学部長、阿部慈副病院長(看護部長)、横川利子 副病院長(総務担当)、辻晃仁がんセンターセンター長などから「香川大学医学部付属病院 現状と将来構想」「がん相談支援センターの現状」「リンパ浮腫支援の現状」を伺い、意見交換しました。
冒頭上田学長、門脇病院長の挨拶。私も挨拶させていただきました。
がんセンターは「がん検診・診断部門、ゲノム診療部門、がん放射線治療部門、がん緩和医療部門、がん化学療法部門、がん化学療法プロトコール審査部門、院内がん登録部門、がん診療相談部門、がん診療地域連携部門、キャンサーボード部門、がん教育研修部門、がん臨床研究部門」の12部門から運営されています。
香川県内の都道府県がん診療連携拠点病院(香川大学医学部附属病院)を中心に、県内の地域がん診療連携拠点病院 (香川県立中央病院、高松赤十字病院、香川労災病院、三豊総合病院)の4病院との連携。
がん相談支援センターやリンパ浮腫外来も視察させていただきました。(下記内容)
【がん相談支援センターについて】
・がん相談支援員:医師2名、社会福祉士1名、看護師3名、事務員1名:7名
・対応時間:午前8時30分~17時15分 (土日、祝日を除く)
・相談方法:対面と電話相談
・相談件数 直近の 7月90件 8月70件
・相談内容: がんの治療126 症状・副作用・後遺症111 医療費・生活費・社会保障制度92 不安・精神的苦痛83 医療者との関係73
11番目 社会生活(仕事・就労・学業)26
・出張就職相談(ハローワーク高松)ハローワーク高松から就職支援ナビゲーターが院内に出張 第1木・第3火 10時=15時 相談件数 がん5件 その他10件(2023年)
【リンパ浮腫支援について】
・リンパ浮腫外来(看護外来)を2022年再開。23年専門外来再開。(2009年外来開始~2021年閉鎖) 香川県では県中央病院がリンパ浮腫外来をやって
いる。
・医師とLT1名が担当。毎週火、金午後。
(リンパ浮腫支援の問題点)
①人的問題
・患者は多いが対応する医師、看護師が少ない、後任育成が問題
・弾性着衣の選択や個別性のある治療の難しさ
②時間的問題
・一人の患者の対応に時間を要する
・介入後の記録や業者との連絡、多層包帯や使用器具の後片付け
③お金の問題
・高額な弾性着衣や補助具の患者自己負担
見学・視察を含めて、1時間30分。最後まで上田学長ら大学関係者との貴重な意見交換となりました。
大変にありがとうございました。