23日午後、小豆島役場にて大江正彦町長と懇談。

小豆島町は、香川県の小豆郡に属する町である。日本におけるオリーブ栽培の発祥地とされます。
また2022年版「世界の持続可能な観光地TOP100選の発表が行われ、日本からは10の地域が選出。小豆島町は、国内では4例目となる2年連続の選出となりました。
21年版では棚田「中山千枚田」などの保存活動が、22年版ではオリーブによる地域振興が評価されました。
また素麺、醤油、佃煮の生産も多く、人口1万2747人(2024年8月現在)。

「高付加価値化事業等の観光施策、物価高騰対策、離島医療など」で意見交換しました。

観光庁の2023年度「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」については昨年8月に採択が決定。
瀬戸内・小豆島歓光推進機構「面的DX化の計画」、交通・観光連携型事業(小豆島エリアにて新規クルージング事業)、ホテル等の改修など等で予算額10億円です。

また土庄町も含め小豆島全体のDMOを創設し、小豆島全体としての取組みがスタート。
「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」 (下記内容)
(土庄町)エンジェルロード駐車場整備、(小豆島町)モビリティ等導入 (小豆島観光協会)10観光地に多言語案内啓発看板、スマホによる多言語情報提供など(小豆島地域公共交通協議会)バスロケーションシステム導入(かんかけタクシー)タクシー配車予約システム事業費1億円。(先駆モデル型:補助2/3・一般型:補助1/2)

本年7月「先駆モデル型」で採択が決定。大江町長からも感謝のお電話をいただきました。

民間のJTB等がSDGsの先進地域・脱炭素モデル地域として小豆島に投資。アプリを搭載した最新式のシェアサイクル300台を導入。サイクルステーションを42カ所まで増やし、周遊を促しています。
また面での投資を段階的に行い、現在、自動運転バスの実証運行や、AI自動運航ボートを活用した海上ルートの実証事業を展開中です。

今後ともさらに展開出来るよう応援してまいります。

また地域医療の要望としては、両町で合併した小豆島中央病院において産科医師の退職により、小豆島での出産が難しくなっています。
今後高松市での基幹病院での出産が増える事が予想され、妊産婦の交通費・滞在費などの補助を町単独で実施。
一人約40万円の補助を年間40人と想定すると1600万の費用がかかりまが、スタートしたそうです。

また小豆島中央病院の医師・看護師不足などの課題もあります。全国の離島でも共通の課題、要望と思われます。
安心して暮らし続けられるための支援について、全力で支援してまいります。