羽田空港から鳥取砂丘コナン空港へ。途中機上からの富士山が綺麗でした。

本日は鳥取県倉吉市にて「あいサポート運動15周年記念セレモニー」が開催。
公明党3人の県議(銀杏泰利・前田伸一・前原茂)と共に出席。

障がいのある方が暮らしやすい地域共生社会をみなさんと一緒につくっていく「あいサポート運動」は平成21年鳥取県から始まり、全国に広がっています。

主催者である平井伸二鳥取県知事の挨拶の後、来賓として手をつなぐ育成会連合会 久保厚子顧問と共に挨拶

【挨拶内容】
皆さん。こんにちは。公明党参議院議員の山本博司です。
本日は「あいサポート運動15周年記念セレモニー」の開催、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
障がいのある方が暮らしやすい地域共生社会をみなさんと一緒につくっていく「あいサポート運動」は、平成21年鳥取県から始まり、9県17市6町と全国に広がっているとお聞きしています。

私も中国・四国地域を廻る中、あいサポート研修を受けられた方々が「あいサポーター」として障がいに対する理解、思いやりの心が広がっている事を実感しております。「あいサポーター」の数も全国約66万人との事。平井知事を先頭に取り組まれた鳥取県の皆様に心より敬意と感謝を申し上げます。

私も毎年1月年初に米子市で開催される「あいサポート鳥取フォーラム」に参加しています。そこで共生社会に向けた、鳥取県の先駆的な取組みなどに大変共感し、いつも福祉の原点を教えていただいています。先日は平井知事が会長を務める「手話を広める知事の会総会」に超党派の「障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟」の幹事長として、参加致しました。手話言語条例も鳥取県が最初で、現在550近い自治体に広がりました。知事会や全日本ろうあ連盟の皆様の強い要望を受けて、議連として、この度、「手話施策推進法」の骨子案をまとめました。来年の2025年デフリンピック東京大会までに成立を目指してまいります。

また今回は「鳥取県障がい者舞台芸術祭10周年」を迎えることを記念し、2025年大阪・関西万博及びその先を見据えた障がい者の文化芸術活動の一層の進行を図ることを目的としたイベントとも伺っています。私は超党派の「共生社会の実現を目指す障害者の芸術文化振興議員連盟」の事務局長を務めせていただき、2018年の障害者文化芸術推進法の成立などにも関わってまいりました。平井知事は「障がい者の文化芸術振興を進める知事連盟の会長」として、法整備や全国の障がい者の文化芸術振興にも尽力されてこられました。本当に鳥取県の取組みは、全国の模範でもあります。

私自身、重度知的障害の娘の父親として、日本の社会を見たときに、まだまだ人への差別や偏見があります。
鳥取で始まった「あいサポート運動」が障がいのある方もない方も安心して暮らし、寄り添い、支え合う地域共生社会になるよう私も全力で応援させていただきます。
最後にイベントの大成功と皆様方のご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、お祝いの挨拶とさせていただきます。本日は大変におめでとうございました。