徳島県東みよし町の松浦敬治町長、美馬市・三好市の両副市長、つるぎ町副町長ら吉野川上流改修促進期成同盟会が国会事務所に来訪。(20日)
「吉野川上流域の堤防整備等について」要望を伺いました。

一級河川吉野川流域は過去より流域住民に深刻な被害をもたらしました。近年では平成16年の台風23号では、戦後最大量を記録し、家屋への床上浸水などの甚大な被害がありました。「平成30年西日本豪雨」をはじめ毎年のように全国各地で前線や台風等による河川の氾濫等による甚大な被害が頻発しており、水災害の頻発化・激甚化が顕著となっている状況の中、吉野川においてもそのような災害がいつ発生するか予断を許さない状況となっています。

現在、主要地区の河川改修事業の推進で、「加茂第一箇所」が完成し、「加茂第二箇所」改修に着手していただいております。
堤防だけでは守りきれない大洪水が発生する事を前提に、社会全体で備える「水防災意識社会」の再構築が必要です。
「堤防」と「環境」整備の相乗効果により、生活と川が調和したゆとりある生活空間が実現しており、予算確保も含めて下記内容を要望します。

(要望内容)
1.従来の治水対策事業費及び「防災・減災・国土強靭化のための5カ年加速化対策」の予算を近年と同等以上に確保すること。また対策期間終了後も、国土強靭化実施中期計画を令和6年度の早期策定のうえ、5カ年加速対策と同規模の予算を確保し、更なる防災対策の加速化に取り組むことなど等。

要望実現に向けて、全力で応援してまいります。