徳島県東みよし町の松浦敬治町長・町議会の安藤孝明議長・福田貴弓吉野川堤防建設促進特別委員長・公明党の横関道恵町議らが国土交通省に来訪(7日)。
斉藤国交大臣へ「吉野川河川整備事業促進について」要望致しました。公明党の山崎正恭衆院議員、谷合正明参院議員も同席。

一級河川吉野川流域は過去より流域住民に深刻な被害をもたらしました。近年では平成16年の台風23号では、戦後最大量を記録し、家屋への床上浸水などの甚大な被害がありました。「平成30年西日本豪雨】をはじめ毎年のように全国各地で前線や台風等による河川の氾濫等による甚大な被害が頻発しており、水災害の頻発化・激甚化が顕著となっている状況の中、吉野川においてもそのような災害がいつ発生するか予断を許さない状況となっています。

現在、主要地区の河川改修事業の推進で、「加茂第一箇所」が完成し、「加茂第二箇所」改修に着手していただいております。
堤防だけでは守りきれない大洪水が発生する事を前提に、社会全体で備える「水防災意識社会」の再構築が必要です。「堤防」と「環境」整備の相乗効果により、生活と川が調和したゆとりある生活空間が実現しており、予算確保も含めて下記内容を要望します。

(要望内容)
1.従来の治水対策事業費及び「防災・減災・国土強靭化のための5カ年加速化対策」の予算を近年と同等以上に確保すること。また対策期間終了後も、国土強靭化実施中期計画を令和6年度の早期策定のうえ、5カ年加速対策と同規模の予算を確保し、更なる防災対策の加速化に取り組むこと。
2.現在実施している加茂第二箇所・毛田箇所の早期完成と無堤地区の解消に向け、宮岡箇所・昼間箇所の早期工事着手を図ること。
3.激甚化する水水害に備え、災害危険区域の指定など東みよし町が行う「流域治水対策」が本格的に実践できるよう、技術的な支援及び財政措置を図ることなど等。

要望実現に向けて、全力で応援してまいります。