19日午後、全国離島振興市議会議長会主催の「第42回離島振興市町村議会議長 全国大会」が開催。
公明党を代表して 来賓挨拶致しました。
公明党離島振興対策本部長として公明党の離島振興の取組みを訴えさせていただきました。(下記挨拶内容)

・開会のことば 大久保研一理事(沖縄県竹富町議会議長)
・会長挨拶   飯田睦穂会長(北海道利尻富士町議会議長)
・宣言     前田昇副会長(島根県海士町議会議長)
・来賓挨拶    国土交通省 古川康副大臣  内閣府 今井絵理子政務官
・来賓挨拶    各党代表

役員や中国・四国地域の参加者と交流を深める事が出来ました。これからも離島振興に全力で取り組んでまいります。

【挨拶内容】
皆さん。こんにちは。公明党参議院議員の山本博司です。現在公明党離島振興対策本部長をさせていただいています。

第42回離島振興 市町村議会議長 全国大会の開催。誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。市町村議会 議長会の皆様におかれては日頃より離島振
興にご尽力いただき、心より敬意と感謝を申し上げます。

公明党の離島対策本部は衆参国会議員の6割がメンバーで全国の離島を訪問し、現場の声をお聞きしています。私もこれまで114の島々を廻らせていただきました。
飯田会長の地元の利尻島には本年6月に訪問。両町長、両議長や漁業関係者などから有人国境離島の抱える課題や要望等伺ってまいりました。

一昨年法改正された離島振興法でも、離島対策本部として、兵庫県家島、三重県答志島、鹿児島県 屋久島などを訪問。遠隔医療、小規模離島、有人国境離島など現地での皆様の声を伺ってまいりました。そして党として離島振興ビジョンを発表。法改正に施策を数多く反映してまいりました。また本年3月成立した奄美群島・小笠原諸島の特別措置法に関しても、奄美群島の沖永良部島・与論島・奄美大島を視察。また小笠原におきましても現地を訪問し、村長をはじめ村の皆様に要望を伺ってまいりました。こうした皆様の声が法律に反映され、予算も拡充されました。

令和7年度の離島振興予算につきましては、離島活性化交付金の拡充と共に社会資本整備交付金として位置づけられている離島広域活性化事業において、令和7年度は9億円を要求しています。特に通常国会で成立した2地域居住促進の法律に基づき、離島における定住促進住宅の整備など求めております。さらに能登半島地震での教訓を活かし、避難施設、非常用電源などの整備とともに防災目的の高付加価値コンテナを含む事を令和7年度予算に明確化。その他、特定有人国境離島地域社会維持推進交付金、奄美群島交付金、小笠原振興開発施策予算の拡充を要求してまいります。

今後の経済対策に関しては、先ほどの離島活性化交付金等や災害対策などの予算前倒しを補正予算の中に入れるよう取り組んでまいります。
また物価高騰の影響を受けている生活者や事業者に対して、地方自治体が地域の実情に応じたきめ細かい支援を実施出来るよう「重点支援地方交付金」の大幅な拡充を求めていきたいと思います。

日本の離島は1万4125の島々で有人離島は416と言われています。そうした離島は、日本の領域や排他的経済水域の保全、海洋資源など、多様で重要な「国家的役割」を担っています。また素晴らしい自然や文化、歴史など国民に人間性回復の場を提供する「国民的役割」も担っています。
一方で、人口減少・高齢化・雇用の減少が進み、交通・通信・産業・医療・介護・教育・防災などの分野で数多くの課題も抱えています。

「安心して住み続けられる離島」の実現を目指し、公明党はこれからも皆さんと共に一体となり応援し、歩んでまいります。

最後に全国大会のご盛会と皆様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、お祝いの挨拶とさせて頂きます。おめでとございました。