全日本教職員連盟（全日教連）「文教予算及び教育施策に関する要望」高木副委員長〈香川県教職員連盟委員長）らと意見交換（東京都）

全日本教職員連盟（全日教連）の高木俊彦副委員長〈香川県教職員連盟（香教連）委員長〉、弘瀬雅一事務局次長らが国会事務所に来訪（５日）。

全日本教職員連盟（全日教連）は昭和59年に教育正常化を目指す教職員団体が大同団結して結成。平成27年現在25都道府県31単位団体が加盟し、会員は約2万人。

教育専門職としての資質・能力を高めるため、毎年8月に延べ2000人の教職員が集まり、教育研究全国大会を開催しています。
香川県教職員連盟は，香川県の教職員2000名で構成された県内最大の教職員団体です。

下記「文教予算及び教育施策に関する要望」を伺い、意見交換。

１．教師を目指す優秀な人材を確保し、教師不足を解消するために処遇改善を図ること
２．きめ細やかな指導と円滑な学校運営を行うために、学級編成標準の引下げと教職員定数の改善を図ること
３．学校における働き方改革の推進のために、支援人材（教員業務支援員、副校長・教頭マネジメント支援員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等）の配置充実を図ること
４．教師の精神疾患による傷病休暇取得数の増加に対し、教師のメンタルヘルス対策や支援体制の整備に取り組む地方自治体の助言や伴走型支援体制の整備を図ること
５．教育DXの推進のために、安定した通信環境の整備や教育データの利活用が行える環境整備の支援を図ること
６．地方財政措置された教育に係る経費について、確実に予算化するよう地方公共団体に促すこと
７．教育の地域間格差を解消するため、憲法に教育に対する国の責務を明記する等、学校教育の更なる充実に向けた法整備を進めることなど

伺った要望について、予算や施策に反映してまいります。ありがとうございました。