8日午後、徳島県板野郡松茂町にある社会福祉法人 愛育会が運営する施設・吉野川育成園を訪問。2012年、16年、21年、24年と訪問。今回で5度目となります。
楠博隆理事長、谷口哲也法人事務局長、渡辺正樹理事と「施設の高台移転等」で懇談。渡辺理事とは慶應同窓で障がい児の父親(吉野川育成園ともに会会長・社団法人 徳島市シルバー人材センター理事長)でもあります。
吉野川育成園では150名の入所、160名の生活介護で、全室個室。災害時、被災した在宅の障がい者や地域の方を受け入れるための設備を整備しており、防災型地域交流スペースについては、平時に交流会や研修会など、さまざまな活動に利用されています。
南海トラフ巨大地震では津波の影響(最大2.4m)を受ける事が想定されています。そのため津波地域の影響を受けない徳島市国府超矢野地区に国の「社会福祉施設等施設整備補助金」を活用しながら新施設を建設し、現施設の1部(40名)を高台移転させる計画です。
又強度行動障害者の支援の充実を始め、行政機関(徳島市)等と連携し、地域生活支援拠点等の役割を担っていく予定だそうです。
①施設面積:8184㎡  ⓶施設規模 2階建て
③施設種別・定員   
・障がい者支援施設40名(うち強度行動障害ユニット4名) ・生活介護 40名(入所) 5名(通所) ・短期入所 3名(うち強度行動障害者1名)
⓸建築費 工事費 7億9748万7千円  (財源内訳: 国庫補助金 3億6250万円、福祉医療機構  4億400万円  自己資金 3098万7千円)
⑤国庫補助金等のスケジュール
令和6年9月  徳島県に事業計画書提出
令和7年3月頃 国庫補助協議(県⇒国)
7月頃 国庫補助内示(国⇒県) 8月頃補助金交付申請 
11月建築工事着手
令和8年秋ごろ 竣工
終了後、徳島市シルバー人材センターの渡辺理事長から活動の報告等も伺いました。施設整備がスムーズに進むよう応援してまいります。