障がい当事者のニーズをより的確に捉えた支援機器開発の機会を創出すべく、ニーズ(使う人)シーズ(作る人)のマッチング交流会・障害者自立支援機器「ニーズ・シーズマッチング交流会2024」が10日、東京都立産業貿易センターにて開催され、視察致しました。齊藤健一・服部剛さいたま市議が同行。

厚生労働省 障害者自立支援機器等開発促進事業「令和6年度ニーズ・シーズマッチング強化事業」の一般公開で主催は公益財団法人テクノエイド協会です。
テクノエイド協会 黒岩常務理事、五島企画部長らの案内で見学。

交流会では、開発や改良等を行う機器の展示を行うと共に、障がい当事者と企業・研究者・政府系の研究開発支援機関等が一堂に会し、体験や交流を通じて、良質な支援機器の開発、この分野への新規参入の促進を図ります。今年度は大阪及び東京での会場開催とオンラインによる発信等のWEB開催を行っています。東京会場は88社が出展。12月12日まで開催されています。入場無料。

私と交流のある企業・団体が数多く出展されていました。

(株)マイクロブレインの金子訓隆取締役もその一人です。厚労省の障害者自立支援機器等開発促進事業で採択された企業です。

平成24年から、6年連続して、厚生労働省の障害者自立支援機器等開発促進事業に採択された、発達障害者への治療の不安や恐怖を軽減する口腔ケア支援ソフト「はっするでんたー」は平成30年度好事例普及事業の好事例賞に選ばれ、現在約40か所での導入実績があります。
特に自閉症児などの先の見通しが困難でパニックを起こしてしまう患者などに、デジタル絵カードを使って、患者ごとのカードセットを作成して、治療や口腔ケアに役立てるiPad型アプリです。