11日午後、荒川区東尾久にある地域活動支援センター1型「支援センター アゼリア」を地元菊地秀信区議と訪問。
大石真明施設長から「精神障がい者支援について」課題・要望を伺いました。
「支援センター アゼリア」はこころの病を抱えながら地域で生活している人たちが、地域での社会生活をより充実したものとするために、日常生活の支援や相談を行っています。3階フロアには相談室、交流室、静養室、プログラム室など。3階の「カフェほのぼの」は荒川区精神障害者家族の「めぐみ会」でボランティアグループが支援されています。生活相談の他、区から委託を受け、約90人の計画相談を実施。スタッフは常勤7名、非常勤9名の16名です。
運営する「トラムあらかわ」は、精神保健福祉の充実を図ることを目的とし、荒川区に拠点を置く社会福祉法人です。こころの病を持つ方が、 様々な社会資源を利用しながら、この地域で暮らすことを応援しており、グループホーム、就労支援B型事業等、運営。
「精神障がい者の地域移行、特に住まい等地域で支える体制の充実など」伺いました。
荒川区には入院を伴う精神科病院がなく、他区・市に荒川区在住の長期入院患者がおられます。
こうした方々が地域に戻り生活をするには、住まいや日頃からの病院との連携が不可欠です。
荒川区の行政、民間、地域等の支援と国・都の連携が必要です。精神疾患のある入院患者は約26万人ともいわれており、地域移行については、しっかり取り組んでまいります。