8日早朝の便で羽田空港から松山空港へ。愛媛県大洲市内にある南予被服(株)を訪問。
山本義勝社長と「資材・燃油高騰の影響、外国人の技能研修制度など」伺いました。
山本義勝社長とは従弟になります。

南予被服(株)は、昭和23年に八幡浜にある本社を創立。創立77年を迎えます。47年前、大洲の現在の場所に工場を設立。
従来は時代時代に求められる衣服を多く取扱ってきましたが、現在では全国各地の学校で使用されるブラウスを中心に製造。最も忙しくなる入学時期に向けて、夏場のうちから備蓄生産を早めに行い、年間を通じて安定した経営を行っています。従業員のうち約1/3以上が外国人(ベトナム)技能研修生。
2018年の豪雨災害で肱川が氾濫。工場が浸水し、大きな被害となりましたが、グループ補助金や雇用調整助成金等活用し、再建され今日に至っています。

燃油高騰等の影響では、縫製の原材料では糸が1~2割値上げや最低賃金のUP等、中小企業の経営を圧迫しています。
一方、繊維業基にとって念願だった外国人技能実習生の在留資格で、最長5年まで在留できる「特定技能1号」の対象に繊維業が加わる事(昨年4月より)となり、喜ばれていました。現在申請の段階との事です。

本日伺ったご意見など政策に活かしてまいります。ありがとうございました。