参議院 厚生労働委員会 第6号 令和3年4月6日

○東徹君 報道でもE484Kのことも出ておりましたので、しっかりその辺のところを検証していただきたいというふうに思います。
 これ大阪、兵庫、これ非常に感染拡大、今してきておりますけれども、前にもお聞きしましたワクチンですね、やっぱり東京であるとかそうした感染が拡大している、やっぱり非常に起こるところ、特にやっぱり都心部というかそういったところ、そういったところには是非ワクチンは優先的に供給するような考え方というのが私は必要だというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○副大臣(山本博司君) 内閣府副大臣としてお答え申し上げたいと思います。
 今委員御指摘ございましたこのワクチン接種でございますけれども、今、全国知事会始め自治体の皆様からは、高齢者への優先接種につきまして、段階的に接種、接種範囲を広げて、検証、改善を着実に行うなど、ワクチン供給体制を踏まえた現実的なスケジュールの下、丁寧に進めてほしい、こういった要望もいただいている次第でございます。
 こうした要望を踏まえまして、四月十二日から始まります高齢者に対する優先接種につきましては、四月五日の週に各都道府県に二箱、東京、大阪、神奈川では四箱でございますけれども、配送し、その上で、翌週、翌々週には各都道府県に十箱、東京、大阪、神奈川は二十箱でございますけれども、ワクチンを届けて、四月二十六日の週には全ての市区町村に一箱ずつ配送することで、まずは自治体においての配送されるワクチンの数量を徐々に広げていきながら、配送であるとかシステムであるとか会場運営等の段取りを丁寧に確認をしていただきたいということでお示しをしている次第でございます。
 その後、四月二十六日から五月九日の二週間で四千箱、その後の五月十日から二週間で一万六千箱のワクチンを配送することを予定しておりまして、これらにつきましては需要に応じてお届けをするということを考えております。
 また、こうした取組等に関しましては、自治体の意見交換の中で緊密にやり取りをしている次第でございます。
 いずれにしても、今回のワクチン接種は、これまでに前例のない規模で行われるということでございますので、自治体の方々におきましてはしっかり緊密に連携しながら進めていきたいと思う次第でございます。