参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第5号
今日は、三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございました。大変貴重な御意見、本当に参考になった次第でございます。
それで、岩田参考人と橋本参考人にお聞きを申し上げたいと思います。
まず、生活保護の点の脱出戦略ということでお聞きをしたいんですけれども、確かに住宅扶助とか様々な社会保険等の連動ということが必要だと思いますけれども、ちょうど私、釧路の自立支援プログラムの現場を見させていただきました。なかなか就労の意欲が少ない方々に対しましての中間の施設の場ということで、こういう障害者の介助であるとか、また様々なこういう社会法人のものに関しまして取り組んでいる姿というのは大変参考になって、脱出戦略の一つの糸口かなという感じがあります。
また、ケースワーカー、先ほどありましたけれども、全然足らない状況の中でそういう支援もやはりやらないといけないんではないかと思っているんですけれども、この脱出戦略、具体的にもう少し、どんな形が、こういう釧路形式も含めてどういう道筋なのかということを教えていただければということでございます。
それから、橋本参考人に対しましては、大変私、橋本会長のお話、心がしみる思いがいたしました。私も手をつなぐ親の育成会の一員でございますので、同じ立場として、本当にこうした障害を持っていらっしゃる方々の支援ということで、この文面に関しましても、本当にきちっとした形のまとまった中に心がこもる内容で、本当に感動いたしました。
そういう中で、やっぱり一生涯にライフステージごとの支援が必要だということで、特に成年後見人制度、やはりこの問題がやっぱり問題があるのではないかなというふうに思っております。特に日本では、高齢者介護も含めて、ドイツと比べて十分の一ぐらいの成年後見人制度の利用ということも含めて、選挙権の問題が剥奪されるとか、いろいろこうした課題があるのではないかなという思いがいたします。そういうことも含めて、その辺りのことをお示しをいただければと思います。
以上でございます。