参議院 決算委員会 第1号 令和3年4月5日

○高橋光男君 是非よろしくお願いします。
 一方、国内でもコロナへの対応がまさに正念場でございます。本日から、まん延防止等重点措置が地元兵庫県でも神戸市など四市で適用されました。
 緊急事態宣言が解除された三月十八日の議院運営委員会で、私は総理に対し、神戸の経験を生かした変異株対策を要望し、政府はオールジャパンで取り組むとお答えになられました。
 そこで、まずお伺いします。
 そもそも、変異株の感染力でございますが、従来のコロナウイルスと比較してどうなのでしょうか。また、変異株の重症化率、死亡率等の把握はどこが行っていますか、お答え願います。
○副大臣(山本博司君) 委員お尋ねの変異株の性質につきましては、英国、南アフリカ、ブラジルから報告されている変異株にはいずれも従来よりも感染しやすい可能性があると指摘されておりまして、また、英国や南アフリカのものにつきましては重症化しやすい可能性も示唆されております。加えて、南アフリカ、ブラジルから報告されている変異株の例を含め、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性がある変異についても報告されております。
 この変異株につきましては、国立感染症研究所を中心に国内外の様々な情報を収集しているところでございまして、引き続き科学的知見を積み上げてまいりたいと思います。