参議院 議院運営委員会 第7号
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。
三点お聞きをしたいと思います。
第一点目は、G7への取組でございます。
今後の五年間というのは、本当に大変今まで以上に厳しい金融政策が迫られていると思います。すぐこの四月には先進七か国財務相・中央銀行総裁会議、G7がございますけれども、どういう姿勢で臨まれるのか、御見解をお聞きをしたいと思います。それが第一点目でございます。
それから第二点目は、個人消費の拡大に向けてということでございまして、三月の金融経済月報で、企業収益というのは伸び悩みつつも高水準で推移するとする一方で、企業の人件費の抑制スタンスが根強いと、こう指摘してございます。可処分所得を増加させて個人消費を増加させるには、労働分配率を引き上げて賃金への所得還元を進めるべきだと考えますけれども、こういう点についての御見解をお聞きをしたいと思います。
それから三点目は、人材活用ということでございます。
新総裁になった場合の二人の方の副総裁にどういう役割を期待をされて、また五千名以上の大組織のこの日銀の組織をどうマネジメントされるのか、田波氏の御所見を三点お聞きをしたいと思います。