参議院 議院運営委員会 第9号

○山本博司君 公明党の山本博司でございます。今日はありがとうございます。
 三点だけお聞きをしたいと思います。
 第一点目は、障害者雇用に関してでございます。
 今、政府全体で法定雇用率の二・一%を上回っておりますけれども、多様な能力を持つ方々の人材の活用ということも考えて障害者の採用を積極的に行うべきだと思います。特に今ユニバーサル社会の構築に公的機関が率先をして取り組む、これは大事なことだと思いますけれども、この障害者雇用ということに関しての御所見をまず伺いたいと思います。それが第一点目でございます。
 それから第二点目は、内閣人事庁との関係でございます。
 今、国家公務員制度改革の中で幹部人事を一元管理する内閣人事庁が検討されておりますけれども、この内閣人事庁ができた場合の人事院との関係、これをどのようにとらえていらっしゃるのか、御見解をお聞きをしたいと思います。
 最後、三点目は、公務員の意識改革でございます。
 ある識者なんか特に言われておりますけれども、今、日本全体で改革が進んでいるけれども、良い制度とか良い組織ができるだけでは本当の改革にならない、やはり新しい時代の公務員制度改革に当たっての公務員自身の意識を変えることが最も大事であると、このような指摘もございます。そういう意味で、こういった点をどう考えていらっしゃって、どう実行されるのか。
 この三点の御所見を伺いたいと思います。