医療的ケア児支える 山本(博)氏センター訪れ意見交換
医療的ケア児支える 山本(博)氏センター訪れ意見交換
愛媛県は7月、たんの吸引や人工呼吸器などが日常的に必要な医療的ケア児とその家族を支援する「医療的ケア児支援センター」を、県立子ども療育センター内に設置した。公明党の山本博司参院議員はこのほど、笹岡博之、木村誉の両県議と共に同支援センターを視察した。
同支援センターは、昨年の医療的ケア児支援法施行に伴い整備。各市町の相談窓口と連携し、医療的ケア児とその家族の相談に応じた情報提供や助言を行うほか、医療、福祉、教育などの関係機関を紹介する。
視察後、山本氏は、県重症心身障害児(者)を守る会の岩井正一会長、県医療的ケア児者等家族会「ムーブオン媛ネット」の板崎美穂、正木美由紀の両共同代表と意見交換。
「保護者にとって学校への送迎は負担が大きいため、通学支援を検討してほしい」「特別支援学校卒業後の受け入れ先が少なく、親亡き後が心配」などの声が寄せられた。