地方創生へ過疎対策推進 協力隊やマッチング支援を強化/団体会合で山本氏

地方創生へ過疎対策推進 協力隊やマッチング支援を強化/団体会合で山本氏

 公明党過疎地に関するプロジェクトチームの山本博司座長(参院議員)は18日、都内で開かれた全国過疎地域連盟の定期総会であいさつし、党として過疎地域の振興を図り、地方創生を前に進める決意を力説した。

 山本氏は、過疎地が人口減少と高齢化により、雇用の減少や商店の閉鎖、地域を担う人材不足など多くの問題に直面していると指摘。公明党の取り組みとして、農山村再生や医療、観光に関する有識者とのヒアリングを行い、現場の要望を基に過疎法改正をリードしてきたと紹介した。

 その上で、過疎地の自立促進に向け、地方交付税の増額や地域おこし協力隊の強化、地域活性化起業人のマッチング支援を今年度補正予算で進めるほか、過疎対策事業債など来年度予算の確保・拡充が図られるよう「新たな地方創生施策の発展へ、全力で取り組む」と訴えた。

2024/11/19 公明新聞 2面