奄美群島 沖縄と連携強化/小笠原諸島定住促進対策など拡充/公明の主張、概算要求に反映

奄美群島 沖縄と連携強化/小笠原諸島定住促進対策など拡充/公明の主張、概算要求に反映

 公明党離島振興対策本部(本部長=山本博司参院議員)は13日、衆院第1議員会館で、2024年度の離島振興に関する予算概算要求について関係府省庁から聴取し、意見交換した。

 概算要求では、党対策本部が政府に申し入れた「離島振興ビジョン2023」の内容が数多く反映された。具体的には、奄美群島と沖縄の連携を強化。奄美群島振興交付金について、物資の輸送費支援の対象に沖縄本島向けを追加した上で、品目に畜産品を含めた。航路・航空路の運賃軽減の対象にも沖縄路線を加えた。

 また、小笠原諸島の振興開発施策では、老朽化した小中学校の更新のほか、定住促進対策などの拡充を図るとした。

 山本本部長は、予算確保へ党として後押しすると語った。

2023年09月14日 公明新聞 2面