患者に寄り添う道探る 山本(博)氏、脳脊髄液減少症で意見交換/高知大学

患者に寄り添う道探る 山本(博)氏、脳脊髄液減少症で意見交換/高知大学

 公明党脳脊髄液減少症対策プロジェクトチームの山本博司座長(参院議員)はこのほど、高知大学医学部(高知県南国市)を訪れ、同症に関する取り組みや課題について関係者と意見交換した。西森美和県議らが同行した。

 同症は、脳脊髄液が漏れて頭痛や目まいなどを引き起こす病気。席上、同大学から新しい診断の試みが報告されたほか、小児科と連携して若年者を治療する体制などについて意見が交わされた。

 脳神経外科の上羽哲也教授は、苦しんでいる患者に寄り添う視点を持ちながら、より良い治療方法を探っていく重要性を強調。このほか、認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会の中井宏代表理事からは、高知県の主催で来年予定されているシンポジウムなどを通じた啓発活動などが語られた。

 山本氏は、この病気に対して公明党が取り組んできた経緯に触れながら「頂いた要望や課題を公明党としてどういう形で進めていくのか、関係機関とも協議しながらしっかり対応していきたい」と述べた。

2024/10/04 公明新聞 6面