最新技術で障がい者支援/機器開発の現状探る/党委員会

最新技術で障がい者支援/機器開発の現状探る/党委員会

 公明党障がい者福祉委員会の山本博司顧問(参院議員)らは14日、障がい者の自立や社会参加促進に向けた支援機器の最新技術を探るため、都内で16日まで開催されている、支援機器を使う人と機器の開発者による交流会を視察した。

 交流会は公益財団法人テクノエイド協会が主催し、62社が出展。一行は、スマートフォンと連動して音声やメッセージを指点字に変換し、手袋型装置を通じて盲ろう者の指に伝える機器(特許申請中)の開発について説明を受けたほか、喉頭を摘出した人の発声を補助する機器などを見て回った。

 山本顧問は、「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が今年5月に施行されたことを踏まえ「当事者や家族に寄り添い、機器の開発を後押ししていきたい」と述べた。

2022年12月15日 公明新聞 2面