本(博)氏、多機能デイ施設を訪問/高知市
山本(博)氏、多機能デイ施設を訪問/高知市
公明党の山本博司参院議員はこのほど、高知市内で重症児者デイサービス事業を手掛けるNPO法人「みらい予想図」の新施設「多機能型プラットフォーム・かもべ」を訪問し、山崎理恵理事長と今後の課題などについて意見交換した。高木妙市議が同行した。
3階建ての新施設は、児童発達支援や放課後デイサービスを行う重症児デイサービス事業所「いっぽ」を旧施設から1階に移転し、2階に生活介護などを行う重症児者デイサービス事業所「根っこ」を新設した。
また施設内には、ICT(情報通信技術)を活用してデジタル絵本やゲームを楽しめる大型スクリーンとプロジェクターのほか、移動や入浴時の介助の負担を軽減したり、歩行訓練などに使えたりできる天井走行型のリフトを計8台導入するなど、先駆的な設備を備えている。
山崎理事長は、「どんなに重い障がいがあっても、みんなに役割がある。笑顔で支え合いながら暮らしていける社会をめざしたい」と強調。山本氏らの尽力によって、医療的ケア児の成人期への移行にも対応した報酬改定など体制が充実したことに謝意を示し、「子どもたちが大人になって地域に貢献できるように一人一人の“できる”可能性を引き出したい」と語った。
山本氏は、「医療的ケア児支援法の見直しなど国の施策に反映できるように、地方議員とも連携して公明党のネットワークの力で取り組んでいきたい」と話していた。
2024/04/24 公明新聞 6面